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『ボレロの遡行』再演決定!


『かながわ短編演劇アワード2021』にてグランプリを受賞した
『ボレロの遡行』 ロームシアター京都サウスホールにて再演いたします。

作品概要
祝祭の始まりから、行為-共同体-場が失われゆく過程と終わり、その先を描きたいと思った。
そこで、バレエ曲『ボレロ』のプリミティブな力強さと短絡/直線的な構成を参照することにした。

─ あらすじ ─
酒場。一人の踊り子が舞台で足慣らしをしている。
やがて興が乗って、 振りが大きくなってくると、そっぽを向いていた客たちも次第に踊りへ目を向け、 ついには一緒に踊り出す。
が、店は20時に閉まる。夜はこれからだというのに──

■ 会場
 ロームシアター京都・サウスホール

■上演作品
 『ボレロの遡行』
 脚本・演出:岡本昌也

■ 出演者
  日下七海 中村彩乃 森脇康貴 吟醸ともよ 雛野あき にさわまほ (以上劇団員) 
 タナカ・G・ツヨシ 吉田みるく(男肉 du Soleil)

■ 日程
 2022年2月28日 (月) 16時 / 19時


■ 上演時間
 約30分間

■ チケット発売日
 2022年1月4日 (火) 0時


■ チケット料金
 全席自由
 一般前売り¥2,500(税込み)|一般当日¥3,000(税込み)|高校生以下¥1,000(税込み)

チケット予約サイト
 
 安住の地予約窓口
 ▸https://forms.gle/WoQkxMEC978fo5gq8
 
 ロームシアターチケット予約
 ※京都コンサートホール・ロームシアター京都Club・京響友の会の方はこちらをご利用ください。
 ▸https://rohmtheatrekyoto.jp/tickets/guide/
 


【初演・上演映像公開時の演出コメント】

『ボレロの遡行』は、失われた祝祭の復興を願ってお手持ちのデバイスへ転送される電子の祈り演劇です。お手持ちのデバイスは祈りの受信機、閉ざされざるをえなかった劇場の扉、とまではいかずとも窓くらいにはなりうるだろうという一縷の望み、突如台頭した「配信演劇」という何か得体の知れないものへの高揚、これって祝祭として成立してまうん!?みたいな、好奇心を原動力に作っていたように思います。

しかしながら、KAAT 神奈川芸術劇場の大スタジオで上演された『ボレロの遡行』は、完膚なきまでに物理!のっけからどうしようもなく劇場で起りはじめ、最後まで”いまここ”で鼓動し続けました。ご時世との折衷案のような「配信演劇」にもなりきれぬまま、劇場では紛れもない「演劇」が上演されてしまうのでした。やはり体験に勝るものはないのだ、といささか残念にすら思いながら帰路についたわたしはその後〝上映〟された『ボレロの遡行』を自宅のデバイスから観て驚愕し、この作品を再評価することになります。

徹底的に「視聴」であること

それこそが『ボレロの遡行』の完成に必要なエッセンス、なんだか変な感じがしますが、あらかじめ窓を介すことを前提にして作られた本作はその通り、デバイスで再生されることでポテンシャルを発揮したのです。スワイプすれば消えてしまう祝祭の心許なさと、それでもなお窓を透過するもの。

この作品を劇場で観劇するとき、はたしてなにが起きるのでしょう?
みなさんと一緒に確かめたいと思います。

岡本昌也

※公演の詳細情報は、もうしばらくお待ちください。

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