安住の地
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安住の地 プロデュース公演『怪獣は襲ってくれない』開催決定!


『怪獣は襲ってくれない』

● 脚本•演出 岡本昌也
● 衣裳 yushokobayashi
● 取材協力 佐々木チワワ

【出演】
#海沼未羽
#細井じゅん(コンプソンズ)
#詩野
#ノナ
#伊藤泰三

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日時:5.21㊏・22㊐
会場:西荻窪 遊空間がざびぃ

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※チケット情報、タイムテーブルは4月下旬に公開いたします。 続報をお待ちください!

公演特設Twitter

岡本昌也の最新作短編演劇、上演決定!
歌舞伎町のビル横にたむろして、奇抜な服装・行動をし、社会問題になっている
「トー横キッズ」と呼ばれる若者たちの物語を上演します。

作家自ら、歌舞伎町に赴いてリサーチを重ね、歌舞伎町の社会学を研究する現役女子大生佐々木チワワさんへの取材を元に脚本を執筆しました。
「トー横界隈」で実際に起こった事件を下敷きに〝刹那主義〟に生きる若者たちの心情をセンシティブに描きます。
衣裳は地雷系・量産型ぴえん系ファッションと呼ばれる若者ファッションのムーブメントをファッションブランドyushokobayashiが再解釈して製作。
出演者には海沼未羽、細井じゅん(コンプソンズ)、詩野、ノナ、伊藤泰三という異色のメンバーが名を連ね、鮮烈でナイーブな劇世界を彩ります。

同時期に開催予定の「せんがわ劇場演劇コンクール」にも安住の地は参加しており『アーツ』(脚本・演出:私道かぴ)を制作中。安住の地に所属する2名の作家の短編演劇が、都内で同時に上演!

【演出家のコメント】
歌舞伎町のビル横にたむろし、奇抜な服装・行動が問題になっている若者たち「トー横キッズ」のニュースを見たのは去年の冬ごろでした。毛布にくるまりながら記事を読んで号泣したのを覚えています。それからというもの、気づけばTwitterやTikTok越しに彼らを追い続けていました。歌舞伎町にも足を運び、「トー横」を専門的に研究されている佐々木チワワさんにもお話を伺い、常に彼らへの興味が途絶えることはありませんでした。
なぜ彼らにここまで感情移入してしまうのか、いまも考え続けています。「この国で起きている子どもたちの居場所や環境の剥奪だ……」と、いわゆる社会的に、敏感に、深刻に問題視すればするほど、なにかがおかしいと感じます。やがて、彼らの刹那的でバチくそエモい生活を見ていると「彼らは僕らのように人生をただ、謳歌したいだけなんだ」と、思うようになりました。これは若者たちに教わった「居場所」についてのお話です。皆、安住の地を希求しながら生きているっていう、シンプルなことを改めて、素晴らしい俳優・スタッフ陣を迎えて描こうと思います。

●あらすじ

都市の空洞でたむろうぴえんら! 揺らせ、命を。マイメロを。
15歳の“こっこ”はスマホと充電器だけを持って、シケた街から3時間電車を乗り継いだ。新宿・歌舞伎町。ギンギラギンのアーチを抜けると、でかい怪獣がフリーズした映画館があって、その横に灰色の空洞がある。そこでは、宿題のたまった少年少女たちが〝界隈〟を作ってたむろっていた──

■スタッフ

脚本・演出|岡本昌也
衣裳|yushokobayashi
舞台監督|塩澤剛史
照明|川村真衣
音響・映像・宣伝美術|岡本昌也
票券|中宮智彩
制作協力|伊藤夏恵(AOI.Pro)
主催|安住の地



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