安住の地
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かながわ短編演劇アワード2020に出場します!(2/28追記)


既成概念を打ち破るような演劇を求める、かながわ発・オリジナルの演劇アワード「かながわ短編演劇アワード2020」の出場枠に安住の地が選出されました。
KAAT 神奈川芸術劇場 大スタジオにて昨年よりファッションブランド「yusho kobayashi」と共に創作を重ねている作品を再創作して発表します。

神奈川県内のアート・カルチャー情報を発信するサイトマグカル・ドット・ネット」にてかながわ短編演劇アワード2020の特集がご覧になれます。


『異郷を羽織る – Drape the Strange land -』
脚本・演出|岡本昌也
衣裳|yusho kobayashi
英語翻訳|前園里織

出演|中村彩乃・森脇康貴・日下七海・にさわまほ・山下裕英・武田暢輝・沢栁優大・吟醸ともよ・タナカ・G・ツヨシ

●日程・会場
2020年3月20日(金)-22日(日)開催
KAAT 神奈川芸術劇場 大スタジオ
安住の地はAブロックでの出演になります。詳しくは
▶︎アワードWEBサイトよりご確認ください。

●作品について
昨年の4月-6月にイギリスのロンドンとドイツのケルンに3ヶ月間滞在しました。そこで、ヨーロッパが抱える移民の問題を知り、街のダイバーシティについて考える機会を得ました。イギリスでもドイツでもない国々のアパレルショップや料理店が溢れる町並みは、かつて故郷に全てを残してこの街にやってきた者たちのデザインした町並みであり、彼らの故郷の残り香でありました。日本人である私は行く先々で自分の故郷を探してみましたが、どこにもありませんでした。孤独と郷愁の中、必死に故郷を探しましたが、それはとうとう見つかりませんでした。そして、ふと、当時この国に移り住んだ者たちと、ツーリストでありながら故郷を求めて彷徨う自分の姿がオーバーレイしました。日本を含めた、各国の移民問題をリサーチしながら、「衣服」というインターフェイスを通して、旅で感じた一瞬のシンクロニシティを演劇にしようと思っています。 岡本昌也

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