PLOW#2
『INTERFERENCE』
安住の地が不定期に開催するアートフェス型演劇公演『PLOW』第二弾。扇町に新しくオープンする劇場「扇町ミュージアムキューブ」の可能性を探ります。
テーマは「干渉」。演劇に、ダンス・音楽・美術・詩・映像などの表現方法を取り込み、それ単体では見られない干渉縞（interference）、うなり、モアレを発生させます。
そこに様々な芸術の新しい形を見出し、また、その干渉を解釈することで、それぞれのメディアが内在的に持ちうる特性を再発見することを目的とします。
キャスト
演劇作品
①『マイマイスコープ』
構成・演出・出演：日下七海 衣装：VITAMIN POWERS FACTORY
寝起きだからか、乱視だからか、顔がブレてると思った。体に違和感が出始めたのは、その頃だったかもしれない。ごく普通に生きる人間と、いるかもしれない厄介でチャーミングな存在のお話。
②『SHINIGAMI』
構成・演出・出演：森脇康貴
落話『死神』のなかに現れるさまざま現象についての探求をします。ロウソクを消すまでの古典落語を演劇作品として上演します。
③『水の綻び』
脚本・演出：武田暢輝 出演：にさわまほ 山下裕英 吟醸ともよ
家族代行サービスで働く陶花には、たくさんの家族がいた。しかし、陶花には、たった一つの家族しかなかった。様々な家庭の在り様を描いた新作・初作。家族は血か、愛か、信仰か。
ワークショップ「嘘と本当の最大公約数的『声』」
講師：中村彩乃
舞台上で響くよい声とは何かを探るワークショップです。舞台俳優は戯曲に書かれた虚構の舞台で、決められた台詞を話します。しかし舞台上には、たくさんの現実やイレギュラーも同時に入り込んできます。相手役の手の震え、観客の咳払い、舞台のきしみ。そういったものを無視せず受けとめフォーカスをあてることで、その空間に響くよい声が生まれるのではないでしょうか。虚構と現実の間で通ずるものは何かを見つめ、自分のよい声とは何かを一緒に探ってみましょう。
展示空間
・代表作『¡play!』を含む、安住の地の過去公演 "全10作品" を上映！
・公演衣装展示
・劇団員による展示作品 など
スタッフ
総合演出：武田暢輝
衣裳：大平順子
メイク監修：篁怜
制作：加藤七穂
宣伝美術：森脇康貴・武田暢輝
情報宣伝：日下七海
企画：山下裕英
主催：安住の地
提携：扇町ミュージアムキューブ
協力：株式会社シアターワークショップ
京都芸術センター支援事業
公演日程
2023年11月3日（金･祝）〜12日（日）
11月10日(金)以降は予定通り作品を上演いたします。
11月12日(日)の15時開演『マイマイスコープ』は、受付開始を予定より15分遅らせ、
14時45分受付開始・開場とさせていただきます。何卒ご了承ください。
①「マイマイスコープ」 ②「SHINIGAMI」 ③「水の綻び」
A「アーツ」(2022)
B「かいころく」(2023)
C「ポスト・トゥルースクレッシェンド・ポリコレパッショナートフィナーレ！」(2019)
D「異郷を羽織る - Drape the Strange land-」(2023)
E「いきてるみ」(2021)
F「凪げ、いきのこりら」(2022)
G「 であったこと」(2020)
H「わたしが土に還るまで」(2023)
I「¡play!」(2022)
J「筆談喫茶」(2020)
演劇作品の受付開始：開演の30分前
開場：開演の15分前
展示空間の入場可能時間
・演劇作品の開演30分前までと、終演後に入場できます。
・演劇が2作品続けて上演される間の時間には、展示空間にご入場いただけません。
（詳細は公演日程の画像をご参照ください）
会場
扇町ミュージアムキューブ 2階 CUBE05
〒530-0052 大阪府大阪市北区南扇町6-26
大阪メトロ堺筋線「扇町」駅（5番出口）から徒歩3分
JR環状線「天満」駅から徒歩7分
JR「大阪」駅から徒歩15分
料金
1 STAGE PASS［ 演劇1作品＋当日映像作品＋展示空間 ］
一般 2,500円 U-22 1,500円［要証明］（当日各＋500円）
1 DAY FREEPASS［ 当日全演劇作品＋当日映像作品＋展示空間 ］※ワークショップ除く
一般 4,500円 U-22 2,500円［要証明］（当日各＋500円）
ALL DAYS FREEPASS［ 全日全作品＋展示空間＋ワークショップ ］
一般 7,000円 U-22 4,000円［要証明］（当日各＋500円）
ワークショップ［ 当日映像作品＋展示空間＋ワークショップ ］
一律 1,500円
※展示のみご覧になりたい方は、当日会場にて入場料をお支払いください。（一律 500円）
